どうも超・雑記ブログのゆんゆんです。以前にハンターカブをヤフオクで買ったことについて記事にしていました。
実はハンターカブ(CT110)をヤフオクで買ってから半年程度放置したためにバッテリーなどが死んでしまい、不動車になっていました。そこからバッテリー交換や、プラグの交換などを経てエンジンがかかるようになりました。
しかし、アイドリングが不安定で、アクセルを開けないとたちまちエンジンストップしてしまうという状況でした。
ここから考えられるのは、キャブレターのアイドリングを司る「スロージェット」が詰まってるんじゃないか。そういたりまして、分解してみたというお話です。
まずはその問題を抱えたハンターカブがこちら。
作業のためにカウルをとっているのでガリガリになってます(笑)
この写真のエンジンの上の方にあるのがキャブレターという部品になります。
もう少し拡大した写真がこちら。
黒いケーブルが刺さっているのがキャブレターになります。上の黒いケーブルはアクセルワイヤーで、これがキャブレターの弁を開いたり閉じたりすることで、燃料をエンジンに送り込む量が変わり、回転数が変化します。
太い黒い部品はエアインテークで、空気の取り込み口です。
これらの部品を外すことで、キャブレターが取り外せます。一般的なレンチや、ドライバーで外すことができます。(追加でラジオペンチなどあるとより作業がしやすいです。)
で、まずはアクセルワイヤーを外したのがこちら。
ちょっと写真のサイズ感。ってなりますが、まあいいでしょうw
この穴が空いてる部分にネジでプラスチック部品がしめてあるだけなので、手もしくはペンチなどで回して外せばOKです。
外すとこんな部品が出てきます。
このスプリングと金属の部品が、アクセルワイヤーと連動して、キャブレターの開度を調整します。そして真鍮の針のような物がジェットニードルと呼ばれるもので、これでガソリンを送る量を調整します。また、ニードルの近くにある曲がった金属は、ジェットニードル固定用の金具で、これを取り外す時にラジオペンチが活躍します(手だと嵌める時に発狂することになります)。で、今回特にガソリンの量はいじらないのでこのままにしておきます。無くさないように注意です。
そしてキャブレターをエンジンや、ゴム部品から外し、上下にくっつけているネジを外すとぱかーんと開きます。
ガソリンが入っているので、しっかりとコックをオフにしておきましょう。しないと上の写真のようにガソリンを地面に撒き散らすことになりますw
開けたらフロートと呼ばれるクリーム色の部品が目に着きます。これはプラスチック製なので優しく扱いましょう。このフロートが浮いたり沈んだりしてガソリンをキャブレターに引き込んだり止めたりします。
まぁ用途はさておき、綺麗かどうかが問題で、こちらは綺麗な状態でした。
下のガソリンがたまる部分には少しゴミがいますが、全体的には綺麗なほうでした。
が、キャブレターの空気を吸い込む部分が、、、、
めっちゃ汚れてるー。
なんでしょうね。これ。
謎の汚れが発生していました。これがきっと悪さをしてるんだろうなと。
ちなみにこれはキャブレタークリーナーで洗浄して綺麗にしました。
そして、キャブレターを分解していくと、ガソリンを通す細い穴があいたメインジェット、スロージェットという部品が出てきます。
すっごく見にくくて申し訳ないのですが、この写真が伝えたいのは、穴がガッツリ詰まってるね。ってことです。ちなみにこれはスロージェットの方。メインジェットは問題なく穴が空いていました(なのでアクセルを開けるとエンジンがかかった)。
スロージェットはアイドリングの際にガソリンを供給する役割があるので、これが詰まるとアイドリングできないわけです。つまり最初のスロージェットの詰まりという予想が的中。なんかバイク詳しい人みたいにドヤれそうですw(私はこのバイクから突然メンテナンスしてみようとしているただの素人ですw)
そしてこの穴にエアブローしたり、細い針金で少し穴を開けたりして(非推奨!)、
見事開通しました☆
なんだか原因をきちんと取り去ったようで、めちゃめちゃ気分がいい瞬間でした。
そしてこれで原因対応が終わったので、あとは分解した時と逆の手順で組み上げて行きました。本当はパッキンとか新品にした方がいいらしいですが、なんとなく使えそうだったのでそのまま再利用しました。エコだね!w
そして組み上げるとどうでしょう。さっきまでアイドリングで止まったエンジンが、アクセルを回さなくてもアイドリングするではありませんか!!
え、なにこれ、超楽しいんですけど!!
私のようなど素人でも、ネットの情報やら、ユーチューブやら見て勉強すれば実際のバイクの修理ができるということがわかった瞬間です。
これはたまらん。。。
いろんな情報がネットで手に入るいい時代になりました。やる気さえあればとりあえずなんとかなるもんですw
ここから私のバイクいじりが目覚めていくことを、この時私が知る由もない(わけではないw)。
以上本日はハンターカブCT110のキャブレターを分解、清掃するというお話でした。
ちなみにこのあとめちゃくちゃドライブした☆
以上最後まで読んでいただきありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。