どうも超・雑記ブログのゆんゆんです。
先日年式不明のCT110(ハンターカブ)をヤフオクで落札しました。(ホンダ公式ではCT110はハンターカブではないのですが、一般的にハンターカブと呼ばれているのでその呼び方を使用します。)
CT110は1980年から2012年まで国際仕様が販売され、1981年から1983年まで国内仕様が販売されていました。
ホンダ車にはバイクのどこかに型番のシールが貼ってあり、それを読むことで年式がわかる仕組みになっています。こちらのサイトがわかりやすいのでご参照下さい。
しかし、残念ながら私のバイクには型番のシールがなくなっていました。
本当はCT110のガソリンタンクの三角のところにシールが貼ってあるはず。。。なんですが私が手に入れたCT110にはシールが見当たりませんでした。
これが無いとすぐには年式がわかりません。
しかし、型式と車体番号がわかれば大体の年式を見極めることができます。
形式とはそのバイクの名前とは別にあるメーカー呼称のようなものです。
例えば私の所有しているCT110の場合、ハンドル付近にこんなプレートが貼られています。
このJD01型というのがCT110の型式になります。
次に車体番号とは、そのバイク一台一台に割り当てられた番号で、製造当時からずっと変わらない番号です。
これは俗に書類と呼ばれる資料に記載されています。販売証明書や譲渡証明書、廃車証などですね。
あるいは車体のフレームのどこかに刻印されています。(すみません、これは写真がないので省略です。。。)
ちなみに私の車両の場合、JD01-10XXXXX(Xの部分は数字が入りますが、何となく全部書くと身バレしそうなので伏字にしてます。)
ここまでわかれば大体の年式がわかります。
ではどうすればわかるのか説明します。
まずはホンダサービスデータ一覧というものをネットで検索します。
すると下のようなpdfファイルが見つかると思います。
その中で自分の型式を探します。(画像がうまく貼れずにすみません。。。)
CT110の場合18ページ目の下のほうにあります。
そしてCT110の列に書いてある販売開始日の年度がその車種の最も古い年代になります。
そこから私のCT110はS56.10.02発売開始という事がわかりました。(1981年10月2日発売)
で、この後が重要な情報なのですが、同じ列に「製造開始車体番号」というものが記載されています。
これは、CT110というモデルを製造した際の車体番号はここから始めますという意味です。
なので、自分の車体番号がJD01-10XXXXX(Xは整数が入ります)の場合、
10XXXXXから開始番号を引いてあげると何番目の車体かという事がわかります。
ちなみに私の車体はざっくり1000番目に製造された車体でした。
そして過去のホンダのバイクは年間目標販売台数というものがあるので、それを考慮して大体何カ月くらいたったものなのかを想像します。
年間目標販売台数はホンダのサイトにある過去の製品アーカイブというところから調べられます。
CT110の場合はここのページにたどり着きます。
そしてその中の記載に年間販売台数が書いてある。年間6000台の目標とのこと。
私の車体は製造番号から約1000番目の車体なので、年間6000台から計算すると、約2ヵ月目に生産されたことになる。
という事から私のCT110は発売日の1981.10.2の発売日から2ヵ月くらいの間に生産された車両と考えられる。
しかも発売日から生産するわけではなく、その前から生産は始まっているはずなので、おそらく1981年式で間違いない。という事になりました。
こんな感じで年式がわからないバイクも情報を駆使してざっくり年式がわかるようになります。
なお、最後に言うのもなんですが、ホンダのお店に行って車体番号言えば年式を教えてくれるらしいです(爆)
でも調べるの楽しかったからいいんですけどね。。。
もし何かしら参考になることがあれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。